6月3日の請求異議控訴審は取り消されました

 6月3日に東京高裁で予定されていた請求異議裁判は、正式に取り消しとなりました。
 7月1日の期日については「維持する」というのが高裁の回答です。
 新型コロナの影響で、空港はもちろんのこと社会の隅々まで、これまでとはまったく異なる状況が生まれています。不当な訴訟指揮をゆるさず、立ち向かいたいと思います。

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5月18日の耕作権裁判は取り消しです

 5月18日に予定されていた耕作権裁判(千葉地裁民事第2部)は取り消しになりました。次の裁判予定は未定です。
 また、裁判長が交代します。新裁判長は、本田晃(ほんだあきら)裁判官。
 とり急ぎのお知らせです。

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請求異議控訴審の期日が取り消されました

3/25-27の期日が取り消され、以下の期日が決まりました。
 ▼6月3日(水) 
   午後2時開廷 東京高裁102号法廷
   証言:市東孝雄、平野靖識
   補佐人陳述:石原健二(農業経済学)
 ▼7月1日(水)
   午前10時30分開廷 東京高裁102号法廷
   最終弁論
 新型コロナウイルスの感染対策です。密閉された法廷に長時間置かれる危険からして当然の措置でしょう。

 また、3月18日に千葉地裁で、農地関連のヤグラ裁判が予定されていましたが、この裁判期日も取り消されました。新たな期日は調整中です。

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3・25-27異例の連続裁判へ! ビラを配布しています

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 請求異議控訴審は、年度内結審をかためた菅野裁判長の不当な訴訟指揮により、3月25-27日と連続して開かれる予定です。
 市東さんの会では、先月12日から東京高裁前とNAA東京事務所(丸の内)でビラを配布して抗議を続けいています。
 多くのみなさん、裁判傍聴にお集まりください。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、裁判員裁判を中心に一部の裁判期日が取り消されています。熊本地裁では72人傍聴の大法廷であることから、旧優生保護法による不妊手術強制に対する国賠訴訟の裁判期日が取り消されました。
 他方、最高裁は一席ずつ傍聴席の間隔を空けて着席させて判決を強行しました(6日)。閉ざされた法廷に長時間置かれる感染の危険を軽視する一方、感染を理由に公開原則に制限を加えるこうしたやり方はまったく認めることはできません。
 異例の連続裁判ですが、不当な訴訟指揮に負けることなく取り組みたいと思います。
 期日や傍聴形式に変更がある場合は、ただちにお知らせしますので、ご注意ください。

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2月3日の耕作権裁判はお休みです

 2月3日(月)に予定されていた耕作権裁判は、期日が取り消されました。お休みですのでご注意ください。

 この裁判をめぐっては、南台の耕作地の位置や時効についての文書提出を空港会社に命じるように、裁判所に求めています。千葉地裁はこれを不当に却下したため、弁護団が抗告して現在高裁で争われています。期日の取り消しはこのためです。

 次回の期日予定は5月18日(月)午前10時30分開廷です。
 (会報最新号(50号)、8ページのスケジュール欄で、「5月13日」としていますが、間違いですのでお詫びし訂正します)

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3・25-27東京高裁連続裁判へ 請求異議控訴審

請求異議控訴審の裁判日程をあらためて掲載します。
▼3月25日(水)
   午後2時開廷 東京高裁102号法廷
   証言:市東孝雄、平野靖識
   補佐人陳述:石原健二(農業経済学)
▼3月27日(金)
   午前10時30分開廷 東京高裁102号法廷
   最終弁論(予定)

  ※市東さんの会では、東京高裁と空港会社に対する抗議行動を連続して行います

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菅野裁判長が年度内結審を決定! 審理尽くさぬ暴挙 〔1・16請求異議控訴審〕

 1月16日、東京高裁で請求異議の第2回控訴審が開かれた。菅野雅之裁判長(第4民事部)は、次回3月25日と27日の2期日をもって、審理を打ち切る強行方針を打ち出した。
 第1回裁判で弁護団は、空港会社が釈明要求に答えず、根拠を示すことなく主張を繰り返す裁判姿勢を強く批判。控訴審ではかみあった論議を保障する訴訟指揮を強く求めた。これに対して、菅野裁判長は「主張を裏付けることは物事の大原則」とこれに応えている。だが、この日の法廷では一転して審理打ち切り強行方針の暴挙である。
 この年度内結審の意向は、昨年末の弁護団折衝で表明されている。これに対して弁護団は、かみあった議論のための求釈明書、求釈明補充書を年末年始と相次ぎ提出。さらに憲法論から捉えかえした準備書面を提出して審理を尽くすことを要求し、補佐人陳述・証言を準備してこの日の法廷に臨んだ。

 裁判は冒頭、内藤光博教授(憲法論)が補佐人として陳述し、過酷執行・権利濫用を否定した一審判決を徹底的に批判した。
 続いて弁護団が、求釈明と準備書面の要旨を陳述し、あらためて釈明をせずに逃げる空港会社の不誠実を明らかにした。
 他方、空港会社は27頁(滅多にないことだ!)の釈明書を提出した。これは従前の主張と釈明の繰り返しにすぎないものだが、注目すべきは、シンポ・円卓会議における「強制的手段の放棄」の公約についての踏み込んだ釈明である。
 「私法上の権利につき民事裁判による確定や強制執行による実現を求めることをしないことを約したものではない」と書いている。
 つまり、この公約は土地収用法による代執行のことを言っているのであって、市東さんの小作耕作権を取り上げる民事強制執行は、この公約から外れるというのである。
 これまで空港会社は、「話し合いが頓挫した場合のことまで約していない」などと根拠なく判示した多見谷判決にならって抜け道を探ってきたが、ここにきて民事強制執行も対象外だと言い出したのだ。いったいどうしてこんな解釈が成り立つのか!
 だとすれば「頓挫」論を含めて、その主張の根拠をしめし、立証する責任が空港会社にある。弁護団は菅野裁判長に対して、これを促す訴訟指揮を求めたが、裁判長は「促すのは適切ではない」と言い張って空港会社の盾となった。
 傍聴席から怒りと抗議の声が上がる中、菅野裁判長は次回3月25日に市東孝雄さんと平野靖識さんの証人尋問、石原健二(農業経済)さんの補佐人陳述を行うこと、さらに弁護団が強く要求した最終弁論を27日に行うことを告げて、逃げるように退廷した。

 次回期日は、3月25日午後2時、東京高裁102号法廷。
 東京高裁・菅野裁判長による、審理拒否・結審強行を許さない行動と傍聴闘争を!!

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次回裁判は1月16日です  請求異議控訴審第2回

Seikyu2_blog 東京高裁は審理を尽くせ。空港会社に肩入れするな!
成田空港会社は農地を取り上げるな!

 請求異議控訴審第2回裁判のビラができました。拡散にご協力ください。
 9月24日の第1回控訴審で弁護団は、根拠なく結論的な主張を繰り返す空港会社とこれを容認して不当判決を下した一審の訴訟指揮を強く批判しました。これに対して菅野裁判長(東京高裁第4民事部)は「当事者主義ですから、主張を裏付けることは物事の大原則」と応えています。
 次回裁判では、これに基づく追及と、憲法論に基づく追加主張、専門家による補充意見書が出されます。さらに緊迫する法廷での傍聴とデモにお集りください。

 請求異議 第2回控訴審
 2020年1月16日(木)午後2時開廷
 東京高裁102号法廷
 *裁判が始まる前にデモがあります
 *集合時間や傍聴券交付についての詳細は追って掲載します

 ▼ダウンロード - seikyu2_blog.pdf

 

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大きく「間違っている」のじゃないか! ──請求異議控訴審11・9シンポジウム 報告(4)

 最後は、事務局から閉会のあいさつ。シンポジウムの率直なまとめを、抜粋し掲載します。

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 弁護団の総力を結集した膨大な控訴理由書からは、法理論にとどまらない、人としてあるべき声が聞き取れます。この姿勢、行動こそが、極めて困難な異例の裁判を継続させている原動力だと思います。
 そして市東さんの農地をめぐる一連の裁判は、農業と農民の権利についての新しい地平を拓いてきました。
 しかしながら日本の司法・裁判所をえぐり出し遠藤先生のお話は衝撃でした。でもそのお話は、私たちがさらに闘うことの意義を改めて確認させるものだと思います。
 困難な状況の中でも市東さんは、天神峰の大地にどっしりと足をつけて、前を向いています。その姿に私たちは励まされます。
 今日は残念ながら参加されなかった石原先生が、「産直」の取り組みを「衰退する日本農業の再生の道」とおっしゃっています。小川浩さんの報告は、農家の立場からこの闘いの大切さを教えています。

 30年前の今日、ベルリのン壁が崩れました。歴史が動いた日です。世界は新たな希望の時代に向かうかと思われたのに、今、世界中で格差と貧困が拡がり、不寛容がはびこっています。でも歴史は動くのです。あきらめずに運動を継続していけば必ず時代は巡ってきます。沖縄の闘いは大きな指針です。安治富さんのお話から大きな力をもらいました。
 決してあきらめず、粘り強く、市東さんを先頭に、不正義で理不尽な権力と闘っていきましょう。そして必ず勝利しましょう!

 次回の公判は1月16日。請求異議裁判は1回1回が勝負です。大きく結集して裁判所に訴えて行きましょう。正義を為せと!

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大きく「間違っている」のじゃないか! ──請求異議控訴審11・9シンポジウム 報告(3)

 今年は弁護団から、司法制度の歴史に詳しい遠藤弁護士に講演をお願いしました。
 真相を究明しようとせず、空港会社に肩入れし、審理を尽くさないまま不当判決、──あまりに偏った訴訟指揮! 裁判を傍聴する人びとの率直な感想です。「裁判所の門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」(『絶望の裁判所』瀬木比呂志著)の言葉は、いったいなぜなのか? 講演をお願いするにあたって問いかけたこの疑問に対して、遠藤弁護士は冒頭、次のように話しました。
「結論から言うと、三権分立は支配秩序のひとつの形態。司法・立法・行政の三権は分立ではなく一体であって、単に役割を分担しているにすぎない。幻想をもってはいけない」「以上、終わり」と笑いを誘い、硬い話の前に場を和ませて、ますますひどくなる「司法反動化」の歴史について、象徴的な事件を挙げて5点に整理して話しました。
①1947年 戦後憲法制定と司法権の独立。公平な裁判所の理念(憲法37条)
②1959年 砂川事件における進歩的な伊達判決──国による跳躍上告と破棄差し戻し。
 田中耕太郎裁判長と駐日外交官との会談と情報漏洩。
③1967年 良心的裁判官への転向強要と思想統制の強化
 青法協(青年法律家協会)裁判官へのブルーパージ、最高裁裁判官の「血の入れ替え」
④最高裁事務総局の肥大化と人事支配
 良心的裁判官の放逐、移動統制。法令解釈の統制。具体的に原発差し止め判決に対する露骨な人事。農地裁判では、多見谷(その後、沖縄で国側勝訴判決)、高裁の小林は福岡高裁所長に。右陪席の定塚は法務省訟務局移り、沖縄で国を勝たせる役割を果たした。
⑤1999年 司法改革による「抵抗勢力」叩き。日弁連の屈服・翼賛化
 審理期間の半減化、労働事件の短縮化、裁判迅速化法(2年)、弁護士増員、刑事司法大改悪(裁判員制度、訴訟指揮権強化、新捜査手法)、下級裁判所裁判官指諮問委員会。

 詳しく明かされる戦後司法行政の反動化の流れに、会場から驚きの声。
 遠藤弁護士は、「三権分立は幻想。政治部門とともに、司法は支配秩序を支える「公共性の空間」であって、判決は科学的分析を拒否した一方的な価値判断に基づく」と述べました。
「そのための人事は最高裁事務総局に握られており、人事支配の実態は退官した裁判官が書いている」と述べるとともに、請求異議裁判の一審・高瀬裁判長が、「私は小役人ですから」などどと、進行協議の場で平気で口にするほどであると話しました。
 市東さんの農地をはじめとする三里塚裁判、原発をはじめ各種の住民訴訟や冤罪事件などは、その支配構造との闘いであることが明らかされました。

 そして遠藤弁護士は、「まず、この状況のもとで闘われていること自体に大きな意義がある」ことを確認。さらに、「三里塚の裁判は決して負けていない。司法権力・資本の意思を打ち砕くものとして闘われ、いまや異例中の異例の請求異議裁判にまで来た」と訴えました。
 「なによりも司法権力の意思を打ち破っている。裁判の迅速化と争点整理・集中審理方式を打ち破り、徹底して証人採用を勝ち取ってきた。民事執行を停止させて異例の請求異議裁判を開かせ執行を停止させ、一審二年、証言と補佐人陳述を勝ち取ってきた。こういう闘いを現にやっている」
 これは、裁判闘争・傍聴闘争、そして現地の闘いと車の両輪となることで実現できたと述べ、「闘わなければただちに負ける。闘うことによって開かれる」と述べて支援を訴えました。

 講演に続いて、葉山弁護士が市東さんの裁判の現段階を報告。さらに11月7日に行われた成田空港の基本計画変更申請(第3滑走路の新設とB滑走路の延長)について、その問題性・違法性を明らかにしました。最後に大口弁護士が、弁護団としての決意を表明しました。
 不屈に闘う弁護団の奮闘に、あらためて会場から大きな拍手が送られました。

 シンポジウムは最後に事務局から纏めと閉会の挨拶。これについては次回。
 

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«大きく「間違っている」のじゃないか! ──請求異議控訴審11・9シンポジウム 報告(2)