小泉英政、加瀬勉、学者3名の証人採用を!  3・8請求異議裁判が山場

 弁護団の報告によると、請求異議裁判の進行協議(19日)において、高瀬順久裁判長は証人尋問について以下の意向を示したという。

 市東孝雄、萩原富夫の両証人を採用する
 小泉英政証人については採用の方向で検討する
 しかし、「加瀬勉証人は検討する」としつつも消極的。さらに3証人(市東、萩原、小泉さん)を尋問する場合でも、午後半日の1期日としたい旨述べた。
 これに対して弁護団は、2期日4人を絶対としたうえで、さらに内藤光博(憲法学)、鎌倉孝夫(経済学)、石原健二(農業経済)の学者3名の証人採用を強く求めた。

 請求異議裁判は、農地取り上げの強制執行が空港会社による権利濫用にあたることを最大の争点に闘われている。1971年小泉よねさんの土地収用は違法な過酷執行だったが、市東さんの農地取り上げはこれとまったく変わらない。小泉英政証人はその違法を問い続け謝罪と和解を勝ち取った当事者、加瀬証人は過酷執行の現場証人であり、お二人とも証言を強く求めている。
 さらに内藤証人は、憲法的人権の視点から公約違反(強制的手段の放棄)と営農権侵害を明らかにする。鎌倉証人、石原証人は成田空港の反公共性と市東さんの有機農業・産直型協同性の意義を明らかして、著しく均衡を欠き耕す権利を押しつぶす強制執行の停止・阻止を訴える。
 市東さん本人と、産直共同生産者の萩原さんの証言はもちろんのこと、これらの証言は絶対に欠くことができない。

 第5回請求異議裁判は、農地裁判の成否を決める正念場です。農地はまさに農民の命であり、強制執行は死刑の執行そのものというべきです。証人切り捨ての拙速裁判を許してはなりません。デモと膨張闘争にお集まりください。

第5回請求異議裁判
 ・3月8日(木)午前10時30分開廷
 ・千葉地裁601号法廷
   ※抽選のため傍聴希望者は、10時までにお集り下さい
   ※デモがあります。9時、千葉市中央公園集合

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内田裁判長の稚拙な訴訟指揮で実質審理20分   2・19耕作権裁判

 2月19日、千葉地裁民事第2部(内田博久裁判長)で、通算36回目の耕作権裁判が開かれた。
 この日千葉地裁は、入庁時に金属探知機と目視(手荷物を開けてみせる)による所持品検査という物々しい雰囲気。以前から実施されていた東京地裁・高裁にくわえて、昨年6月の仙台地裁の事件を口実に仙台、大阪、札幌でもすでに実施されているとのことだが、千葉地裁も2月13日から開始した。
 東京では人は金属探知機、手荷物はX線による検査装置を使うが、千葉は一律に無理やりカバンを開けさせ確認する。しかも警備員は開けるよう求めるどころか自ら開けようとし、応じないなら入庁させないという態度。当然にも抗議の声があがり、入庁は混乱した。

 裁判所内におけるこの人権侵害について、法廷で、内田博久裁判長(民事第2部)に訴えた。ところが裁判長は「庁舎管理のことであって、私には答えられない」との一点張り。それは庁舎管理の仕事であって自分は無関係の態度。
 それなら、傍聴人と弁護士から抗議され、やめさせよとの要望があったことを報告すると約束しろと言っても、「約束することはできない」と頑に拒否。30分余にわたって硬直的な対応に終始した。
 さすがに右陪席が、裁判長に耳打ちして合議に入り、再び着座した裁判長は「ご要望があったことは伝えます」といってやっと決着した。愚かのきわみ。

 前回法廷の決定だが、南台畑の特定に係る「用地交渉記録が存在しない」ことについて、空港会社代理人は意見書と用地部長・平山儀幸の報告書(疎明資料)を提出した。しかしこれも「存在しない」と繰り返し、弁解に終始するだけのもの。
 これに対して弁護団は、森友学園の国会答弁同様に「交渉記録」だけに限定して詭弁を弄している可能性があるとの判断から、「調査記録」「検討記録」「報告記録」の言葉をあえて加えて開示を要求した。さらに耕作開始時期についての会社側主張の矛盾を徹底的に突いて弁論を終わった。裁判長の稚拙さで警備問題に40分も費やした結果、裁判手続きは短時間で閉廷した。
 次回以降の裁判期日は以下。
 ・5月14日(月)
 ・9月3日(月) いずれも午前10時30分開廷

 報告会で市東さんは、「空港会社は裁判長にお任せし、裁判長は早く終わらせるのが見え見え。今日のようにヤジを飛ばし(抗議して)、しっかりやらせよう」と笑いを誘った。弁護団は、裁判後に行われた請求異議裁判(民事第5部高瀬順久裁判長)の折衝(進行協議)について報告した。その内容については別に項を改めて報告します。

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シンポジウム報告集 好評です!

20171123  「憲法と農業─農民の人権は守られているか」をテーマにした昨年11月23日のシンポジウムのすべてを、一冊にまとめた報告集が先月できあがりました。

 シンポジウムをとおして私たちは、廃業に追い込まれる農家の現状を人権の視点から考えることの大切さをあらためて感じました。少しかたいテーマでしたが、内藤光博教授(憲法学)の講演と、石原健二さん(農業経済)、三宅征子さん(消費者・市民運動)の鼎談によって、たいへん勉強になったと好評でした。
 この人権の視点は、市東さんの農地取り上げ問題を深めることでもあります。シンポジウムの後半は、市東さんと弁護団、知花昌一さんの沖縄特別報告で、闘うことの意味を明らかにするものになっています。
 会員のみなさんにはお届けずみ、希望される方には販売しています。ぜひご覧ください。
 A4版36頁 頒価300円
 

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2月19日は耕作権裁判です

耕作権裁判
 ・2月19日(月)10時30分開廷
 ・千葉地裁601号法廷
  ※抽選のため傍聴希望者は、10時までにお集り下さい
  ※デモがあります。9時、千葉市中央公園集合

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農民の人権は踏みにじられている!  シンポジウムで熱い論議(2)

_tr_3  第2部「緊迫の成田! 強制的手段による農地取り上げは許されない」は、グッと市東さんの農地問題に引き寄せたコーナーでした。

 最初に「市東さんの会」事務局が基調報告。第4回請求異議裁判(11月6日)における高瀬裁判長の訴訟指揮をとらえて、「裁判は拙速・早期結審に向かう非常に緊迫した段階に入った」と訴え、ここからはシンポジウムを〝決起集会〟としようと呼びかけました。傍聴と支援体制の強化の中でも、特に会員拡大とカンパによる裁判基金の拡大・強化を訴えました。

・緊迫の裁判支援を! 市東さんと弁護団
 弁護団からは葉山岳夫、一瀬敬一郎、大口昭彦、長谷川直彦弁護士が参加しました。葉山弁護士が、最高裁不当判決(昨年10月25日)の後、請求異議を提訴し強制執行停止を申し立てて、執行を阻止してきた経過を説明、「市東さんの農地取り上げは、耕作する畑の73パーセントに及ぶ。これは生存と生活破壊の農民殺し。71年強制代執行とその後の強制的手段放棄の公約からしても、とうてい許されるものではない」として、裁判所の姿勢に危機感を表明し、「次回(3月8日)は山場」と訴えました。
 続いて、大口、長谷川両弁護士が簡潔に決意を表明。最期に一瀬弁護士が、「小泉よねさんに対するような人権侵害はもう許されない。農地取り上げは全国の農業と農民の問題、農業問題は憲法の問題だ」と訴えました。
 いよいよ市東孝雄さんの発言。「数ある裁判は、私一人の力ではどうにもできません。裁判基金を含めてご支援を心からお願いします。裁判長の早く終わらせたいという意図が見えています。負けて土地を取られることは、農業をやめろということ。私は一日でも長く、天神峰でこれまで通り、自然体で農業を続けたい」と訴えました。

・沖縄からの特別報告
 読谷の知花昌一さん(市東さんの農地を守る沖縄の会 共同代表)から沖縄現地の特別報告。知花さんは、「市東さんの闘いは『緊迫』という言葉だが、沖縄の今は『正念場』です」と切り出し、現地では、毎日座り込みや海上からの搬入阻止闘争、山城博治さんの裁判と高江の闘いが続いているが、阻止し切れておらず、これからどうするということが問われていると話しました。「坂本(共同代表)さんは「蜂の巣城」室原さんの言葉、『理に叶い、法に叶い、情に叶い』を引いたが、それを引き継ぐ三里塚の歴史が沖縄にも必要とされている、そういう時がきている」
「うちもタバコを作り芋作ってやってきたけど生活できず、親父は基地に働きに出ました。農業でメシが食える、それこそが当たり前な社会です。そして基地のない平和な社会。それが根っこです。頑張りましょう」と呼びかけました。

 最後に、事務局が「ここに『明日も耕す、この地を耕し続ける』と書かれていますが、『農の嘆きではなく、怒りを持とう』が、今日のシンポジウムのもう一つの標語です。知花さんの言葉の通り、闘いの中からしか状況は変えられません。自然体で闘う市東さんとともに、3月8日千葉地裁を囲む結集を」と閉会の辞を述べて終了しました。

 「憲法と農業、──農民の人権は守られているか」をテーマとした今回のシンポジウムは、農業をとりまく状況の本質に迫る、まったく新たな視点からの問題提起です。市東さんの農地取り上げを許さない闘いの意義を深めるものとなったと思います。(シンポジウムの詳細は、1月末発行のパンフレットに掲載します)

 ▼写真は思いを語る市東孝雄さん

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農民の人権は踏みにじられている!  シンポジウムで熱い論議(1) 11・23 文京区民センター

_s  11月23日、文京区民センターで、恒例のシンポジウムが開かれました。「憲法と農業──農民の人権は守られているか」をテーマにした今年のシンポジウムは、講演と鼎談、緊迫する市東さんの裁判報告、沖縄からの特別報告など、ギュッとつまった内容の濃い勉強会になりました。
 冒頭、坂本進一郎共同代表からのメッセージ。「農業の復権は護憲運動と表裏の関係。農業再生には安倍政権の反動性を否定し、真の意味での民主主義の再生が必要」と、シンポジウムの成功を呼びかけました。

・強制執行の違憲性と「農業・営農権」保障の憲法的意義
 第1部「講演とディスカッション」で、講演に立った憲法学の内藤光博教授(専修大学)は、安倍内閣の改憲は、「9条を変えずに自衛隊を加えるだけ」というが、加憲によって「戦力不保持・交戦権否認の9条2項を無力にする」と批判。自民党改憲草案の「公益及び公の秩序」は基本的人権よりも国家利益を優位に転換する。市東さん事件と成田の土地収奪はその先取りだと指摘しました。
 そして71年小泉よねさんに対する強制代執行は〝過酷執行〟であって、市東さんに対する民事強制執行はこれと同質の権利濫用であり、「強制的手段の放棄の公約破棄」と「基本的人権の根源的侵害」という点で、二重の意味での権利濫用になると批判しました。
 さらに内藤教授は、試論と断りながら、農業及び農業を遂行する行為(農業・営農権)は憲法上の基本的人権として位置付けられるべきものと提起。農業の衰退と農家廃業、地域崩壊の現状を念頭に置きつつ、生存権的財産権としての農地、さらに個人の尊厳、生存権や労働権の視覚(憲法25条、29条、13条、27条)から問題を提起しました。

・食料自給論と食料主権のない日本
 この講演を受けて、石原健二さん(農業経済学)、三宅征子さん(消費者・市民運動)が加わって鼎談に。
 石原さんは、「生存権的財産権は食料自給論が基底になくてはならない」として政策問題を核心的に説き起しました。61年農業基本法の「生産費所得補償」に始まりながら、小規模農家を切り捨て、農産物を際限なく自由化し、企業の農業参入を制度化しその価格支配をもたらし、TPPに至った負の歴史は、食糧自給の考え方を持たない日本の農政にあると、怒りを込めて話しました。内藤教授による憲法学からの問題提起を鮮明に裏打ちする内容でした。
 また三宅さんは、憲法前文を引きつつ、「自国民のための食料生産確保を最優先し、食料・農業政策を自主的に決定する権利」としての〝食料主権〟の視点から、食料自給率が象徴する自由化と定義の後進性を問題提起しました。さらにスイス憲法における農業の位置付けとこれを強化した今年の国民投票を紹介。「市東さんと萩原さんによる産直野菜の消費者は、それを選ぶことによって健康な食生活を維持する権利を行使している。国は、市東さんの農地が侵害されないことによって得られる消費者の権利を守ることに努めなければならない」と結びました。
 市東さんの農地裁判を念頭に、「憲法と農業」「農民の基本的人権」を考えるシンポジウムの第1部は、内藤教授の講演と問題提起をベースに熱い論議がなされ、稲作農家の討論を含めて、じつに刺激的で示唆深い内容になりました。

 ──以上が第1部の報告です。第2部「緊迫の成田! 強制的手段による農地取り上げは許されない」は次回に。

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あす23日、シンポジウムにお集りください

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 今年のテーマは「憲法と農業──農民の人権は守られているか」です。
 市東さんの農地取り上げは人権侵害の最たるものですが、農家がどんどん廃業に追い込まれる日本社会で、農民の人権が守られているとはとても思えません。多角的な視点から、絶望の淵に立つといわれる農家と農業を考えます。
 講演は憲法学の内藤光博先生。講演のあと、石原健二先生(農業経済学)と三宅征子さん(消費者・市民運動)を交えた鼎談が行なわれます。役に立つ資料を用意します。
 【日時】 2017年11月23日(木・勤労感謝の日)
        午後1時15分開場、1時30分開始
 【会場】 文京区民センター  会議室2A
       東京都文京区本郷4−15−14 
       最寄り駅:春日駅(都営三田線・大江戸線)、後楽園駅(丸ノ内線・南北線)、JR水道橋駅東口

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文書提出めぐり攻防  市東さん“シンポジウム参加”を呼びかけ    11・20耕作権裁判

_tr  11月20日、千葉地裁民事第2部(内田裁判長)で耕作権裁判が開かれた。現在の焦点は、空港会社が隠し持つ交渉記録・報告書の提出問題。弁護団が前回裁判で文書提出命令を申し立てた。
 弁護団の申立に対して、内田裁判長もさすがに「命令の要無し」とすることはできず、8件ある 個々の調査記録や報告書について、存在するかどうかの再調査(会社は存在しないと言って逃げている)や、その調査についての疎明資料を提出するよう空港会社に求めた。そのうえで白石史子裁判長(2013年文書提出問題の時の裁判長)の段階で「マスキングしている部分についても手続き」を進めるとし、スミ塗り部分について自らインカメラに応じるとした。
 この進行は弁護団の申立てについて一定応える進行であるが、文書提出を命令したわけではない。空港会社の回答期限をわずか2週間後の12月4日にしようとするなど、空港会社と裁判長のやりとりとを聴いていると、「形だけでいいから対応しろ」と言っているように聞こえ、法廷では弁護団と傍聴者が抗議の声をあげて反撃した。

 この日は冒頭、弁護団が二つの書面を陳述した。一つは、偽造文書の筆跡と印影の鑑定結果(準備書面35)。二つ目の書面(準備書面36)は2本の柱で、①民事強制執行における権利濫用は「71年小泉よねさん問題の再来であり、基本的人権そのものの収奪」というもの、②さらに市東家が小作契約を開始した時期に関して、証拠により「遅くとも1927年(昭和2年)に賃借し耕作を行なってきた」としたうえで、江戸時代からの形成史と市東家の入植状況などの諸状況から大正10年には小作耕作を開始していたと主張した。

 裁判後の報告会で、市東さんは「裁判所は、裁判を早く終らせたいという姿勢が随所に出ている。畑を取られることは農家をやめろということなので、しっかり頑張る。11月23日の文京区民センターのシンポジウムは為になる話が出ると思うので、みなさんぜひ参加してください」と訴えた。
 裁判前には千葉市中央公園から裁判所までデモ行進を行なって農地取り上げの不当を市民に訴えた。
 次回裁判は2月19日(月)、次々回は5月14日(月)。いずれも10時30分開廷。

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「楽しみです。みなさん参加してください」  市東さんがシンポジウムを呼びかけ  会報最新号インタビュー

Photo  「『憲法と農業』って考えてもみなかったけど、どんな話になるのか楽しみです。みなさんもぜひ参加してください」 ──市東さんが会報最新号(10月29日号)で、11月23日に開かれるシンポジウムの参加を呼びかけています。

 シンポジウムも12回目、市東さんとともに振り返りながら、あらためて廃業に追い込まれる農家の現実を語り合っています。「農民の人権は守られているか」をテーマとするシンポジウムは、市東さんの問題を深めるもの。改憲に反対する足場をかためるためるシンポジウムです。ぜひお集りください。
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▼インタビューはこちらから

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高瀬裁判長の強権的訴訟指揮を弾劾、尋問の期日指定を撤回させる  請求異議第4回裁判(11月6日)

 6日午前、請求異議の第4回裁判が千葉地裁民事5部で開かれた。この裁判で高瀬裁判長は、通常の手続きを踏まずにいきなり次回期日を証人尋問とする旨宣告した。認否もなされず、証人申請も未確定のこの段階で、「採用の要あると認める者から尋問を始める」などとは聞いたことがない。原告市東さんと弁護団、傍聴席は猛然と反発、弾劾して尋問の期日指定を撤回させた。拙速審理・早期結審の意図をむき出しの暴力的な訴訟指揮は許されない。

 この日の法廷で弁護団は、7月15日に東峰地区で発生した重大インシデント(※)と、権利濫用に関わる小泉よねさん和解、空港会社の離作補償問題につき主張し関連する証拠を提出した。併せて、裁判所の求めに応じて人証申立書を提出した。高瀬裁判長の強権指揮は、これらの陳述が終った直後に起きた。
 裁判長は当日出された11人の証人申請のうち、原告市東さん本人と萩原富夫さんを採用(証言時間わずか30分!)するとし、次回期日にその尋問を行なうと宣告したのである。これまでの経過からして、とても考えられない訴訟指揮に法廷は騒然となった。
 「まずは必要と認める二人について尋問する」「人証申立書は今朝もらったので他はあとで検討する」と言って押し通そうとする高瀬裁判長。
 「ここには手続きを打ち切る為の作為がある」「ペテンにかけているとしか思えない!」と、机を叩いて尋問期日の撤回を迫る弁護団。原告の主張はいまだ半ばであるし、被告空港会社には強制執行の必要性の主張と証拠提出を裁判所が促すべき段階である。この訴訟指揮はだまし討ちで手続きを打ち切るためのものと見て間違いない。
 弁護団はすでに提出済みの主張・立証計画に基づく審理の継続と、最重要の小泉英政証人、加瀬勉証人、そして石原健二、鎌倉孝夫、内藤光博の学者証人の採用を強く迫った。
 一歩も引かない闘いによって、ついに裁判長も次回の尋問期日を撤回し、弁論とすることとなったが、この訴訟指揮は明らかに異常だ。次回期日も、急ぐ裁判長との攻防の末に3月8日(木)午前10時30分となった。

 裁判報告会で市東さんは、「弁護団と法廷の迫力で押し返したが、油断すれば向こうの思うがまま。注意してしっかり取り組みたい」と訴えた。
 緊迫の請求異議裁判は、高瀬裁判長の訴訟指揮で重大な段階に入った。次回、裁判所を取り囲む大傍聴を!

※7月15日午後10時40分ごろ、貨物用ジャンボジェット機が、B滑走路南端から約85メートルはみ出して、東峰神社・民家にあわや激突寸前で離陸するという重大事態が発生した。「オーバーラン事故に準ずる重大インシデント」として国土交通省運輸安全委員会が調査中。東峰の農家の島村努さんの通報によって、闇に葬られることなく明るみに出た。

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