« 2・18市東さんの証言抄録 | トップページ | 5日午後5時、官邸前  TPP交渉参加に反対する1000人デモ »

3・7 天神峰で緊急行動

第3誘導路供用やめよ! 緊急現地行動

 【日時】 3月7日(木) 午後1時30分
 【集合】 市東孝雄さん宅南の開拓組合道路
  *南台の畑までデモ→畑で集会→デモで開拓道路

 (アクセス)
 ・コミュニティーバス 11:44京成成田東口→12:00天神峰(徒歩1分)
 ・サークルバス    12:54京成成田参道口→13:18ホテル日航(徒歩15分)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3subway2
 3月7日、NAA(成田国際空港株式会社)は第3誘導路の供用を開始する。抗議のデモと集会が予定されている。
 第3誘導路とは、暫定滑走路とターミナルを結ぶ3本目の誘導路のこと。滑走路1本に「連絡誘導路」が3本! ──これ自体異常なことだが、生活環境を脅かすということではさらに常軌を逸している。市東孝雄さん宅は東西2つの誘導路に挟まれる(左図)。
 東峰地区の島村昭治さんのお宅は、滑走路南端からわずか400メートル、上空40メートルを航空機が進入する生活を強いられている。国とNAAはこのような地元住民の生活を空港の邪魔者のように言うが、話が逆さまだ。空港は住民たちが暮らしている場に、後からやってきたからである。
 用地の確保が思うように行かず、木に竹をつぐように繰り返される空港敷地の拡張は、住民の生きる権利を侵害して今も続いている(2月23日付ブログ)。
 国民の権利と「公共」の福祉、農地・農業の社会的価値と空港の「公共性」の矛盾、──これらをどのように考えるべきなのか?

20130119koujis_2

 「航空機騒音」というと上空から降り注ぐと思ってしまうが、天神峰と東峰、取香地区の場合はそれとは大きく違う。離着陸の飛行音に加えて着陸時の逆噴射、誘導路の自走音とエプロンからの騒音など音源はさまざまである。
20110418koujis_3 国立公衆衛生院の元院長・長田泰氏は、かつてこれを「複合騒音」と呼び、空港を一個の騒音工場として考えるべきだと指摘した。
 昨年8月、足立満智子成田市議は天神峰、東峰、取香、十余三(東小学校)の4カ所で騒音調査を行い、京都大学の松井利仁准教授の解析で成田市の公害防止条例と比較して、ことごとく違反していることを証明した。空港は住民の生活環境を侵害しており、規制と改善命令、処罰の対象なのである。
 天神峰では今でさえ騒音レベルは70~90デシベルだという。この上に、第3誘導路の騒音が重なることになれば、これはもう人としての尊厳と生きる権利を奪う国とNAAの犯罪ではないか。

 昨年11月のシンポジウムの講演で、鎌倉孝夫氏は「公共性とは人間が等しく生きる条件のこと」「日本の国家はそれを放棄してしまった」と話されたが、成田ではこのニセモノの「公共性」が生きる権利を奪っている。

 市東さんの農地問題は、効力を失った土地収用法に代えて、農地と農民の権利を守ることを法目的として制定された農地法を違法に使って、耕作者から農地を取り上げるというまったく不当なものである。公権力による公用収用は土地収用法に拠るとするこの国の法体系を根底から覆す大問題なのだが、空港によるとりとめもない生活環境の侵害は、もうひとつの違憲・違法の犯罪である。

 写真上:工事を終了した第3誘導路(2013/1/19撮影)
 写真下:上の写真と同方向にみた工事中の様子(2011/4/18撮影)

|

« 2・18市東さんの証言抄録 | トップページ | 5日午後5時、官邸前  TPP交渉参加に反対する1000人デモ »