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[投稿] 虫も鳥もいない街  福島県富岡町2013年4月6日

Counter  4月6日、福島県に行き、津波で根こそぎ持って行かれた家々のあとやゴーストタウンを見て来ました。

 25日に入ることが許されるようになったという富岡町では、警戒線が引かれた場所まで行きました。車の外に出ると、一帯はガイガーカウンターが鳴りっ放し。9~10以上の数値でした。警戒線を守る年若い警備員(警視庁のパトカーはあったけど、警官は見なかった)は、薄いマスクだけでその中に立っていました。ゾォ~っとしました。
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 ▼写真はカウンター。植え込みに近づけると10マイクロシーベルトに跳ね上がった(富岡町)
 また、海沿いにある富岡駅も見ました。乗用車1台、線路上にありました。枯れかけた花束を入れて写真を撮っていると、マスクをして白いコートに身を包んだ一団が来て、あらためてここは線量の高い場所なんだと思い知らされました。見えない放射能の怖さですね。富岡には虫がいませんでした。餌がないためでしょう、鳥もいませんでした。

 いわき市久之浜は津波で大きな被害を受けました。海岸沿いにあった家々はコンクリートの土台だけになり、2年経った今もそのままでした。天候の影響でしょうか、訪れた日は波が高く、飛び散る泡を怖く感じました。

 案内して下さった方は南相馬から奥会津に避難されています。何年かは富岡で仕事をしていたそうで、その頃の富岡はものの値段が2倍だったとか。福島第2で好景気に沸いていたんですね。福島第2の3号機が89年に起こした再循環ポンプに金属片が落下した事故のとき、何人かで再稼働を止めたいと戸別訪問したのが富岡町でした。見覚えのある店や建物が、誰もいない中で朽ちる時を待っています。悔しく、哀しい光景です。原発を止めたいとずっと思って来たけれど、こんな形で止めたくはなかった。 

人はいなくても春は来て、桜やレンギョウがきれいでした。

Tomioka_keikaisen Tomiokaeki
Tsunami Osenhaikibutsu
 ▼上段左から、富岡警戒線、富岡駅
   下段左から 津波被害、汚染廃棄物袋

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