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5年経って何も変わらぬ避難生活 ──國分富夫さん シンポジウム報告⑧

_blog  國分さんの福島報告は、原発事故から5年たってなお避難生活を強いる国と再稼働に動く政権への怒りに満ちたものでした。その一言一言が強く胸に迫るお話でした。

「原発事故から4年と8カ月、現状は何も変わってない。家族はみんな散らばり、地域のコミュニティーもすっかり無くなった。土地も山も海も、全部奪われ、生きている間には元にもどならない」
「自然界の放射能はだいたい0.04から0.05(マイクロシーベルト/時)だが、少なくてその3倍から11倍。多いところは100倍、200倍、300倍」
「事故で放出された放射性物質の10%から15%が地上、あとほとんど太平洋に落ちたから安心だと国は言う。オリンピック欲しさに、“原発はコントロールされています”とウソをつく。何を言うか、毎日2万4千ベクレルを流して、今も地球を汚している」
「川内原発が2基再稼働した。川内原発の周辺の人たちを恨むわけではないが、市町村議会の議員たちが福島に視察にきた。現状をみて原発再稼働を決めた。そして国は、事故がおきたら全責任を持つと言っている。でも福島の現実に責任とっているか? 今も帰れない。帰っても一生涯、放射能と向きあっていきていかなくちゃならないんです」
「安全だという学者がいる。しかしそれを裏付けるデータはない。何もないままに安心ですという。人殺しか! 晩発性障害はだれにも分からない。10年、20年後にどうなるかわからない」
「100万人に1人から3人と言われる子ども達の甲状腺がん。それが100人を超えている。“綿密に検査したからだ”と言い訳している。こんな馬鹿な話があるか。私は絶対に許せない」

そして

「原発はいらない。こんな危険なものはいらない。私たちの生涯と、日本をつぶすような原発はいらない」 「福島でおきたことを全国の人にさせたくない。だから原発反対運動を徹底的にやらなくてはならない。子孫を守るためにがんばりたい。福島を忘れずに欲しい」と訴えました。

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