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いつ潰されようと座り続ける ──正清太一さん シンポジウム報告⑨

_blog  脱原発の象徴である「経産省前テントひろば」は、昨年10月26日の高裁判決で、いつ撤去されるか予断を許さない緊迫した状況にあります。シンポジウム(集会)では、被告の一人である正清太一さんが状況報告。
(裁判は2011年9月11日からテントを張って運動を続ける渕上太郎さんと正清太一さんを相手に、土地の明け渡しと損害賠償を求めて国が訴え、東京高裁(高野伸裁判長)は、被告の控訴を棄却し、テントの撤去と1日につき2万1917円(約3300万円)の支払いを命じる判決を下した。判決には仮執行宣言がつけられ、最高裁の判決を待たずに撤去できる状況が生まれている)

 正清さんは年金・預金の差し押さえにめげず、最高裁に上告して闘っていることを報告し次のように話しました。
「テントの場所がじつに良かった。外務省と農水省と財務省に囲まれた非常に目立つから、国は早く潰したくてしょうがない」
「3・11から9月11日のテント立ち上げのまでの半年間に、私は8回ばかり福島に行った。小名浜から始まって、ぐるっと回って南相馬に入ったところガイガーカウンターが鳴りっぱなしになった。ローカル新聞に電話して、この状況で黙っているのかと話したら、ようやく問題になって、飯館村などはそれから避難を始めた。5月に入ってのこと。行政側は何もやらず、メディアは現場に行ってなかった。テントはそうした体験から立ち上げた」
「原発問題を論議する場所としてここを解放しろと、経産省に提起したため私と渕上君がたまたま被告になっているが、オレたちが主人公だと言って150人の方々が申し出て、51人がさらに名前を出して、そのあと東京地方裁判所から高等裁判所の段階で主張された。70%の国民が原発に反対している。特に女性の9割が原発やめろと言っている」

「闘いはまだまだ続く。ただ、いつテントが潰されるか分らない。今月か、来月いっぱいになるかもしれない。しかしそんなこととは関係なく、我々はテントの前で座り込み続けるということをはっきり確認している」
「私はあと10年がんばれば必ずひっくり返る、私はそう確信しています。みなさんとともにがんばって行きたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします」と訴えました。

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