« 2017年3月 | トップページ | 2017年5月 »

2017年4月

5・25請求異議第2回裁判へ  ビラができました!

_a_ver2_blog1 _b_ver2_blog1

請求異議裁判の第2回口頭弁論は、5月25日です。みなさん、ぜひ傍聴に行きましょう。
 ビラができました。各種の集会などでお配りします。配布にご協力いただける方は事務局までご連絡ください。
  → E-mail: shitou.nouchi@gmail.com
▼印刷はこちらから

|

内田裁判長が密室・拙速審理の姿勢露骨  4・24耕作権裁判

Incamera_mono_sss_2  4月24日、耕作権裁判が千葉地裁民事第2部(内田博久裁判長)で開かれた。この日は最初に、左陪席交代にともなう更新意見が行われた。
 冒頭、葉山弁護士が総論を展開して各論へ。遠藤弁護士が畑の耕作状況について、収用裁決申請図などの記載内容及び作成経過からみても、空港会社の主張が間違っていることを詳細に論じた。続いて大口弁護士が、過去の航空写真を示して、問題の場所(南台41-9)が石橋屋敷林であって畑ではなく、市東さんの賃借農地ではなかったことを展開した。葉山弁護士が、この日提出した新たな証拠(東市さん脳梗塞の後遺症により、偽造文書の署名筆致は不可能)を陳述した。
 その後、吉田弁護士が裁判所の文書提出命令に従わない空港会社の文書は偽造または錯誤により無効を主張。一瀬弁護士が、元永メモ・藤﨑手書き図で文書の偽造を詳細に明らかにした。最後に西村弁護士が、そもそも空港会社は農地法3条と5条に違反して売買しており所有権がないから、解約を求める資格自体が存在しないことを詳論した。

●黒塗り文書を全面的に開示せよ!
 審理は認否・反論を確認する手続きに入ったが、その途上、一瀬弁護士がインカメラ提出文書の黒塗り(ほとんど海苔弁の状態)を、全面的に開示するよう裁判所は命令すべきだと強く迫った。
 問題の書類は、賃借場所の特定に関するもの。文書提出命令で最後的に追いつめられた空港会社が、インカメラ(裁判官が見分しその判断で一部を開示する)によって法廷に提出したもの。耕作場所(賃借契約地)が市東さんの主張のとおりで、空港会社の主張が間違っていることが、誰の眼にも分る形で記されている。(右上の写真:1987年10月20日付、空港公団が報告書として作成)
 この文書について、空港会社は「昭和45年頃の耕作状況をもとに推測したもの」だと釈明したが、その根拠をしめす肝心要が墨塗り状態で、まったく分らない。これで押し通すことなど到底認めることができない。裁判長はしどろもどろになりながら、「命令はしないが、開示を検討してくれ」と言い渡し、空港会社は2週間以内に返答することになった。

●非公開の進行協議の言い渡し
 最後に内田裁判長は、「立証段階を迎えている」として、公開法廷とは違う「進行協議」の場を持ちたいと提案した。弁護団は、農地法3条、5条違反を憲法論として展開するため進行協議は時期尚早と主張した。しかし内田裁判長は、進行協議の日取りを5月22日と強引に言い渡して閉廷。昨年7月の交代以来はじめて、拙速審理・早期結審の姿勢をむき出しにした。次回、さらに緊迫することは避けられない。請求異議裁判とともに、多くのみなさんの傍聴を!
次回:6月26日(月)
次々回:9月25日(月)
Shitou 【写真上】「当初の耕作地」と標記された、インカメラによる提出文書。区割りされた畑に市東東市、石橋政次、根本和之助の名が書かれており、市東さんの耕作地の位置が示されている。
【左】裁判報告会で、「最高裁判決をひっくり返す闘いをやろう」と決意を述べる市東孝雄さん(4・24千葉県弁護士会館)

|

NAA 偽造文書の裏側 ──4・24耕作権裁判傍聴へ

 耕作権裁判のいちばんの争点は、空港会社による畑の位置の誤認と、偽造証拠です。この問題は2006年の裁判当初から10年にわたって争われ、いまも市東孝雄さんの父・東市(とういち)さんの署名が偽筆か真筆かで鑑定書の応酬が続いています。いまだに決着がつかないのは、空港会社が関連書類を必死に隠し続けているからです。
 “空港公団(現空港会社)が、東市さんの筆跡をまねて書類を偽造”とは、とんでもないことですが、空港公団用地部なら、さほど驚くことではありません。一冊の内幕本があります。元公団用地部・前田伸夫著『特命交渉人 用地屋』(2005年アスコム)。
 反対農家を敵視して、農家に「嫌われてこそ本望」とするのが用地部。カネを積み、家族・部落を分断して対立させ、政略結婚にも手を染める。米軍がベトナムで使った枯れ葉剤(ボルシル4)で畑を潰すなど朝飯前。
 公団による 偽造文書の日付は1988年4月(2通のうち1通は日付も書かれていない)。翌89年12月には事業認定の期限が切れて土地収用法が失効する。その前に、なんとか市東さんの小作地を収用しようと書類を整える、追いつめられたあげくのことなのです。

Youchiya_2

|

4・24耕作権裁判 傍聴へ

 この裁判の争点は、空港会社が明け渡しを求める畑の位置の誤認と、空港会社による証拠の偽造です。市東東市さんの署名が偽筆か真筆かをめぐり鑑定書の応酬が続いています。

  筆跡鑑定に加えて、偽筆であることを裏付ける新たな事実が明らかになりました。当時、東市さんは脳梗塞の後遺症にありましたが、その状況からして偽造文書の文字はまったく不自然なのです。今度の裁判では、筆跡・筆圧鑑定とともに、このことが明らかにされます。傍聴しましょう。

■耕作権裁判
 4月24日(月)10時30分開廷
 千葉地裁601号法廷
  ※抽選のため傍聴希望者は、10時までにお集りください
  ※デモがあります。9時葭川公園集合です。

|

« 2017年3月 | トップページ | 2017年5月 »