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スミ塗り文書(乙85)について  (3)いまなぜ、スミ塗りの開示が必要なのか?!

Incamera  今回、このスミ塗り文書があらためて問題になったのは、空港会社の御都合主義的な釈明による。

「乙85は、昭和45年頃の耕作状況から推測したもの」(原告空港会社準備書面)だというのである。だから、これは不正確であり、その後につくられた「境界確認書」「同意書」(偽造文書のこと!)の添付図面が、市東さんの賃貸借地だと主張する。
 だがちょっと待て! 「推測した」というが、何をもとに、どのように推測したというのか? 肝心要のそこがスミ塗りされていては、市東さんも弁護団も調べようがない。
 土地収用委員会にまで提出したほどの「確かな証拠」を「推測した」にすぎないものへと評価変えするのなら、すべてを開示して根拠を示さなければならない。そうでなければ、裁判所としても判断のしようがないはずである。

 空港会社に肩入れして核心部を闇に葬るか、それともスミ塗りを解いて公正公平に判断するか、裁判所の真価が問われている。

▼右は「藤﨑政吉所有地(事件番号91)の取扱いについて(案)」と題する空港公団の調査報告書の一部。まるで“海苔弁”状態。3人の耕作者と耕作場所を明記した図面は、この文書に添付されていた

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