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文書提出めぐり攻防  市東さん“シンポジウム参加”を呼びかけ    11・20耕作権裁判

_tr  11月20日、千葉地裁民事第2部(内田裁判長)で耕作権裁判が開かれた。現在の焦点は、空港会社が隠し持つ交渉記録・報告書の提出問題。弁護団が前回裁判で文書提出命令を申し立てた。
 弁護団の申立に対して、内田裁判長もさすがに「命令の要無し」とすることはできず、8件ある 個々の調査記録や報告書について、存在するかどうかの再調査(会社は存在しないと言って逃げている)や、その調査についての疎明資料を提出するよう空港会社に求めた。そのうえで白石史子裁判長(2013年文書提出問題の時の裁判長)の段階で「マスキングしている部分についても手続き」を進めるとし、スミ塗り部分について自らインカメラに応じるとした。
 この進行は弁護団の申立てについて一定応える進行であるが、文書提出を命令したわけではない。空港会社の回答期限をわずか2週間後の12月4日にしようとするなど、空港会社と裁判長のやりとりとを聴いていると、「形だけでいいから対応しろ」と言っているように聞こえ、法廷では弁護団と傍聴者が抗議の声をあげて反撃した。

 この日は冒頭、弁護団が二つの書面を陳述した。一つは、偽造文書の筆跡と印影の鑑定結果(準備書面35)。二つ目の書面(準備書面36)は2本の柱で、①民事強制執行における権利濫用は「71年小泉よねさん問題の再来であり、基本的人権そのものの収奪」というもの、②さらに市東家が小作契約を開始した時期に関して、証拠により「遅くとも1927年(昭和2年)に賃借し耕作を行なってきた」としたうえで、江戸時代からの形成史と市東家の入植状況などの諸状況から大正10年には小作耕作を開始していたと主張した。

 裁判後の報告会で、市東さんは「裁判所は、裁判を早く終らせたいという姿勢が随所に出ている。畑を取られることは農家をやめろということなので、しっかり頑張る。11月23日の文京区民センターのシンポジウムは為になる話が出ると思うので、みなさんぜひ参加してください」と訴えた。
 裁判前には千葉市中央公園から裁判所までデモ行進を行なって農地取り上げの不当を市民に訴えた。
 次回裁判は2月19日(月)、次々回は5月14日(月)。いずれも10時30分開廷。

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