« 11・6第4回請求異議裁判へ | トップページ | 「楽しみです。みなさん参加してください」  市東さんがシンポジウムを呼びかけ  会報最新号インタビュー »

高瀬裁判長の強権的訴訟指揮を弾劾、尋問の期日指定を撤回させる  請求異議第4回裁判(11月6日)

 6日午前、請求異議の第4回裁判が千葉地裁民事5部で開かれた。この裁判で高瀬裁判長は、通常の手続きを踏まずにいきなり次回期日を証人尋問とする旨宣告した。認否もなされず、証人申請も未確定のこの段階で、「採用の要あると認める者から尋問を始める」などとは聞いたことがない。原告市東さんと弁護団、傍聴席は猛然と反発、弾劾して尋問の期日指定を撤回させた。拙速審理・早期結審の意図をむき出しの暴力的な訴訟指揮は許されない。

 この日の法廷で弁護団は、7月15日に東峰地区で発生した重大インシデント(※)と、権利濫用に関わる小泉よねさん和解、空港会社の離作補償問題につき主張し関連する証拠を提出した。併せて、裁判所の求めに応じて人証申立書を提出した。高瀬裁判長の強権指揮は、これらの陳述が終った直後に起きた。
 裁判長は当日出された11人の証人申請のうち、原告市東さん本人と萩原富夫さんを採用(証言時間わずか30分!)するとし、次回期日にその尋問を行なうと宣告したのである。これまでの経過からして、とても考えられない訴訟指揮に法廷は騒然となった。
 「まずは必要と認める二人について尋問する」「人証申立書は今朝もらったので他はあとで検討する」と言って押し通そうとする高瀬裁判長。
 「ここには手続きを打ち切る為の作為がある」「ペテンにかけているとしか思えない!」と、机を叩いて尋問期日の撤回を迫る弁護団。原告の主張はいまだ半ばであるし、被告空港会社には強制執行の必要性の主張と証拠提出を裁判所が促すべき段階である。この訴訟指揮はだまし討ちで手続きを打ち切るためのものと見て間違いない。
 弁護団はすでに提出済みの主張・立証計画に基づく審理の継続と、最重要の小泉英政証人、加瀬勉証人、そして石原健二、鎌倉孝夫、内藤光博の学者証人の採用を強く迫った。
 一歩も引かない闘いによって、ついに裁判長も次回の尋問期日を撤回し、弁論とすることとなったが、この訴訟指揮は明らかに異常だ。次回期日も、急ぐ裁判長との攻防の末に3月8日(木)午前10時30分となった。

 裁判報告会で市東さんは、「弁護団と法廷の迫力で押し返したが、油断すれば向こうの思うがまま。注意してしっかり取り組みたい」と訴えた。
 緊迫の請求異議裁判は、高瀬裁判長の訴訟指揮で重大な段階に入った。次回、裁判所を取り囲む大傍聴を!

※7月15日午後10時40分ごろ、貨物用ジャンボジェット機が、B滑走路南端から約85メートルはみ出して、東峰神社・民家にあわや激突寸前で離陸するという重大事態が発生した。「オーバーラン事故に準ずる重大インシデント」として国土交通省運輸安全委員会が調査中。東峰の農家の島村努さんの通報によって、闇に葬られることなく明るみに出た。

|

« 11・6第4回請求異議裁判へ | トップページ | 「楽しみです。みなさん参加してください」  市東さんがシンポジウムを呼びかけ  会報最新号インタビュー »