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内田裁判長の稚拙な訴訟指揮で実質審理20分   2・19耕作権裁判

 2月19日、千葉地裁民事第2部(内田博久裁判長)で、通算36回目の耕作権裁判が開かれた。
 この日千葉地裁は、入庁時に金属探知機と目視(手荷物を開けてみせる)による所持品検査という物々しい雰囲気。以前から実施されていた東京地裁・高裁にくわえて、昨年6月の仙台地裁の事件を口実に仙台、大阪、札幌でもすでに実施されているとのことだが、千葉地裁も2月13日から開始した。
 東京では人は金属探知機、手荷物はX線による検査装置を使うが、千葉は一律に無理やりカバンを開けさせ確認する。しかも警備員は開けるよう求めるどころか自ら開けようとし、応じないなら入庁させないという態度。当然にも抗議の声があがり、入庁は混乱した。

 裁判所内におけるこの人権侵害について、法廷で、内田博久裁判長(民事第2部)に訴えた。ところが裁判長は「庁舎管理のことであって、私には答えられない」との一点張り。それは庁舎管理の仕事であって自分は無関係の態度。
 それなら、傍聴人と弁護士から抗議され、やめさせよとの要望があったことを報告すると約束しろと言っても、「約束することはできない」と頑に拒否。30分余にわたって硬直的な対応に終始した。
 さすがに右陪席が、裁判長に耳打ちして合議に入り、再び着座した裁判長は「ご要望があったことは伝えます」といってやっと決着した。愚かのきわみ。

 前回法廷の決定だが、南台畑の特定に係る「用地交渉記録が存在しない」ことについて、空港会社代理人は意見書と用地部長・平山儀幸の報告書(疎明資料)を提出した。しかしこれも「存在しない」と繰り返し、弁解に終始するだけのもの。
 これに対して弁護団は、森友学園の国会答弁同様に「交渉記録」だけに限定して詭弁を弄している可能性があるとの判断から、「調査記録」「検討記録」「報告記録」の言葉をあえて加えて開示を要求した。さらに耕作開始時期についての会社側主張の矛盾を徹底的に突いて弁論を終わった。裁判長の稚拙さで警備問題に40分も費やした結果、裁判手続きは短時間で閉廷した。
 次回以降の裁判期日は以下。
 ・5月14日(月)
 ・9月3日(月) いずれも午前10時30分開廷

 報告会で市東さんは、「空港会社は裁判長にお任せし、裁判長は早く終わらせるのが見え見え。今日のようにヤジを飛ばし(抗議して)、しっかりやらせよう」と笑いを誘った。弁護団は、裁判後に行われた請求異議裁判(民事第5部高瀬順久裁判長)の折衝(進行協議)について報告した。その内容については別に項を改めて報告します。

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