« 12・20請求異議判決 千葉地裁へ | トップページ | 再度、強制執行停止を決定  千葉地裁 »

最低最悪の不当判決!  速報 請求異議判決(12・20)

 判決は想定されたなかでも最低最悪の内容だった。主文のなかみは以下。

 ①強制執行を許さないとの判決を求めた市東さんの訴えはいずれも却下
 ②判決までの間、執行を停止するとした裁判所の決定を取り消す
 ③訴訟費用は原告負担
 ④この判決は仮に執行できる

 市東さんと弁護団は直ちに控訴し、併せて、「急迫の事態」を理由とする執行停止をあらためて千葉地裁に申し立てた。
 この新たな申し立ては地裁民事第4部に係属し、ただちに面接となったが、その場で裁判所は「高裁に係属するここ一か月余のうちにも空港会社が強制執行しかねないとする疎明を、補充書として提出するよう要求。明21日、午後2時15分から再度、面接することを確認して終わった。

 判決は、いちばんの争点である「強制執行権の放棄ないし不執行の合意」(強制的手段放棄の公約のこと)について、小泉さんの和解を無視して「口頭弁論終結前の事由」などと言いなし、事実を偽造した悪名高い多見谷判決を踏襲して「強制執行権の放棄ないし不執行の合意は認められない」と切り捨てている。
 また、権利濫用の主張については、上記デタラメな判断に加え、「農地を転用して空港にすることには公共性がある」から、「強制執行は権利濫用ではない」と決めつけている。対極にある農業の公共的役割や営農権については「採用しない」というのみなのだ。
 いったいこの二年間で行われた、重厚な論述、歴史証言、補佐人陳述の何を聞いていたのかと思わせるスカスカの判決内容だ。要するに何も見ず、何も聞かず、空港会社に肩入れありきで頭を組み立てているとしか思えない。

 〝すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される〟(憲法76条3項)
 高瀬裁判長は、この裁判の折衝の場で、何を思ってか「自分は小役人ですから・・」と、驚きの言葉を発している。いかにも、己の職責もわきまえずに権力を手にした小役人らしい判決というべきものだ。

|

« 12・20請求異議判決 千葉地裁へ | トップページ | 再度、強制執行停止を決定  千葉地裁 »