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2019年9月

請求異議控訴審が始まりました

 昨日(24日)、午後2時30分から東京高裁(第4民事部 菅野雅之裁判長)で、第1回請求異議裁判が開かれました。冒頭、市東さんが意見陳述。一審千葉地裁・高瀬判決の不当を訴え、成田空港会社による農地取り上げ強制執行を不許可とするよう求めました。以下に、裁判所に提出された陳述書(PDF)を掲載します。
 市東さんの陳述の後、弁護団が総出で230頁もの控訴理由書の要旨を陳述しました。
 その後、人証申出を含む書面のやりとり。
 そして弁護団は、なんら根拠を示すことなく一方的な主張を繰り返してきた空港会社とこれを容認したまま判決した一審の訴訟指揮を強く批判。控訴審では、かみあった論議を保障する訴訟指揮を行うよう強く要望しました。
 一度ならず重ねてなされたこの要望に対して、菅野裁判長は「当事者主義ですから、主張を裏付けることは物事の大原則」と発言しました。弁護団が引き出した、このことばを忘れてはならないと思う。ことば通りの訴訟指揮がなされるかどうか、請求異議控訴審は一回一回が勝負の裁判です。

 次回期日は、年明け1月16日(木)午後2時開廷。

 市東孝雄さんの陳述書PDF
  →  ダウンロード - 20190924shi_tinjyutsu.pdf

  ※陳述書に1カ所訂正があります。
   5頁、本文8行目 「2003年12月」→「2004年1月」

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9・24請求異議第1回控訴審に集まってください!

 請求異議裁判の第1回控訴審が、一週間後に迫りました。この裁判は、市東さんの農地を取り上げる強制執行が、過酷執行に至る権利濫用にあたるからやめることを求めた裁判。昨年12月20日、千葉地裁・高瀬順久裁判長は、この市東さんの訴えを棄却する不当判決を下しました。
 市東さんはただちに控訴し、弁護団は230頁に及ぶ控訴理由書で高瀬判決を徹底的に批判するとともに新たな主張を展開、それを裏付ける証人を準備して臨もうとしています。
 みなさん
 市東さんの農地裁判は文字通りの正念場です。不退転の決意で陳述に立つ市東さんとともに法廷のたたたかいへ。東京高裁を包囲する人の集まりとデモに立ち上がりましょう。

 請求異議裁判 第1回控訴審
  東京高裁第4民事部 菅野雅之裁判長
  9月24日(火)午後2時30分開廷
  102号法廷

<当日の行動予定>
 11:30 日比谷公園霞門集合
 12:00 デモ行進
 13:00 要望書提出
 13:30 抽選券配布(14時しめきり)
 14:00 傍聴券交付
 14:30 開廷
  *閉廷後に裁判報告会が行われます
  *市東さんの会は、10:30から高裁前でビラまきします

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台風15号 市東さん萩原さんも被害甚大

 台風15号の被害は甚大で、千葉県では電力が復旧せず水や電話、基地局がダウンしてスマホ・ケータイも使えない地域があります。
 11日午後、天神峰の市東さん宅に行き、南台や花植木の畑、東峰・萩原さん宅と畑を見ました。いずれも被害の大きさに驚きました。

 市東さんのところは、2棟のハウスが大破。ビニールを巻き上げたのでパイプの損傷は比較的軽微ですが中はメチャメチャで、定植前のレタスなど苗は全滅。家の前の畑は、ミニトマトとゴーヤが、骨組みのパイプごと倒れて出荷不能。生姜だけがなんとか持ち直すといったところ。
 樫の木の枝が折れて散乱し、離れの脇にあった冷蔵庫は倒れたまま。旧県道を隔てたお大師さまは風にあおられて礎石からズレ落ち、そばの大木は幹が折れていました。

 市東さんはジャガイモ作りや、届いたばかりの白菜と新たに撒いたレタスに水をやるなどしながら、被害状況を詳しく話してくれましたが、今週の出荷は中止、来週からわずかでも出せるものを出荷すると言っています。

 南台の畑ではナス、シシトウ、ピーマン、オクラなど出荷予定の野菜が風にやられてほとんど出荷できない状態。サツマイモも葉はかなりボロボロですが、土のなかの芋がどうなるかはこれからです。芽が出たばかりの人参はたぶん大丈夫。分蘖ネギと長ネギはほとんど折れた状態ですが、強いので持ち直すんじゃないかと市東さんは話しています。
 花植木の畑は、里芋が風にやられていました。ただ、ここは半分以上が耕運したばかりで作物なし。

 萩原さんのところは昨日の朝になってやっと電気が来て水が使える状態になったそうです。畑は市東さんと同じような状態で出荷は厳しい。加えて建物の被害が大きい。炊事場と食堂の屋根の瓦が飛びブルーシートをかぶせています。貯蔵所と農機置き場としていた小屋の屋根のトタンはほとんど吹き飛びました。新しいハウスは、厚めのビニールが強くてパイプごと壊れました。県道の電柱にはビニールが巻きついていました。東電に処理を頼んでいるようですが、手が回らずそのままでした。

 市東さんは「長い畑の歴史のなかにはこういうこともある。めげずに作り続けるのが農業。そうやって百年続き、これからも続けていく」と言っていました。
(市東さんの会事務局)

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