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台風15号 市東さん萩原さんも被害甚大

 台風15号の被害は甚大で、千葉県では電力が復旧せず水や電話、基地局がダウンしてスマホ・ケータイも使えない地域があります。
 11日午後、天神峰の市東さん宅に行き、南台や花植木の畑、東峰・萩原さん宅と畑を見ました。いずれも被害の大きさに驚きました。

 市東さんのところは、2棟のハウスが大破。ビニールを巻き上げたのでパイプの損傷は比較的軽微ですが中はメチャメチャで、定植前のレタスなど苗は全滅。家の前の畑は、ミニトマトとゴーヤが、骨組みのパイプごと倒れて出荷不能。生姜だけがなんとか持ち直すといったところ。
 樫の木の枝が折れて散乱し、離れの脇にあった冷蔵庫は倒れたまま。旧県道を隔てたお大師さまは風にあおられて礎石からズレ落ち、そばの大木は幹が折れていました。

 市東さんはジャガイモ作りや、届いたばかりの白菜と新たに撒いたレタスに水をやるなどしながら、被害状況を詳しく話してくれましたが、今週の出荷は中止、来週からわずかでも出せるものを出荷すると言っています。

 南台の畑ではナス、シシトウ、ピーマン、オクラなど出荷予定の野菜が風にやられてほとんど出荷できない状態。サツマイモも葉はかなりボロボロですが、土のなかの芋がどうなるかはこれからです。芽が出たばかりの人参はたぶん大丈夫。分蘖ネギと長ネギはほとんど折れた状態ですが、強いので持ち直すんじゃないかと市東さんは話しています。
 花植木の畑は、里芋が風にやられていました。ただ、ここは半分以上が耕運したばかりで作物なし。

 萩原さんのところは昨日の朝になってやっと電気が来て水が使える状態になったそうです。畑は市東さんと同じような状態で出荷は厳しい。加えて建物の被害が大きい。炊事場と食堂の屋根の瓦が飛びブルーシートをかぶせています。貯蔵所と農機置き場としていた小屋の屋根のトタンはほとんど吹き飛びました。新しいハウスは、厚めのビニールが強くてパイプごと壊れました。県道の電柱にはビニールが巻きついていました。東電に処理を頼んでいるようですが、手が回らずそのままでした。

 市東さんは「長い畑の歴史のなかにはこういうこともある。めげずに作り続けるのが農業。そうやって百年続き、これからも続けていく」と言っていました。
(市東さんの会事務局)

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