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2019年10月

8ヶ月ぶりに耕作権裁判を再開 10/28千葉地裁民事第2部 

 10月28日午前、千葉地裁(民事第2部内田博久裁判長)で耕作権裁判が開かれた。証拠を隠し続ける空港会社とこれを容認して文書提出命令申立を棄却した裁判所によって空転が続いてきたが、東京高裁が抗告を棄却して再び動き出した。
 この日はまず裁判官の交代にともなう更新意見が行われ、その後に提出書面を確認した。
 更新意見で弁護団は、市東さんの畑の一部を「不法耕作」だとする空港会社の主張に対して、それが事実誤認(「南台41-9」問題)であることを詳細に論述し、あらためて関係文書の開示を求めた。さらに耕作の正当性を裏付ける「元永メモ」の重要性を論述し、これを調べるよう迫った。
 次回期日は、2月3日(月)午前10時30分
 次々回は、5月18日(月)午前10時30分
 ただし、弁護団は文書提出命令をさらに2件申し立てており、地裁の決定如何でふたたび裁判が中断することもある。

 この日は続けて、新件ヤグラ裁判が内田裁判長のもとで行われた。この裁判は、空港反対同盟が所有するヤグラ・看板の撤去を求めて空港会社が起こしたもの。市東さんの農地裁判の土地の上に立つことから、農地裁判と一体の法的争いがある。
 裁判は、証人尋問の段階に入りつつあり、すでに3期日を裁判所に認めさせている(12/16、1/22、1/30。3/18最終弁論予定)。だが問題は証人採用にあり、弁護団は黒野元空港会社社長(元公団総裁)を始めとする3人の敵性証人と被告側11人の証人採用を求めている。期日は入れたが採用を絞って立証を潰そうとする内田裁判長との激しいたたかいになった。10月30日に予定される進行協議が注目される。

 裁判に先立ち、市東さんを先頭に千葉市中央公園から裁判所までデモ行進が行われ、空港会社の農地取り上げとこれに肩入れする裁判所の不当を市民に訴えた。裁判後の報告会で市東さんは、原告・空港会社を激しく追及したこの日の裁判を振り返って「どっちが原告か被告かわからない裁判だった。こんな裁判は取り下げろと言いたい」と話した(下写真)。

Shitousan

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〝知らなかった人にも知って欲しい〟 配布にご協力ください!

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 11月9日(土)に行われるシンポジウムのビラです。
 拡散にご協力ください。
 印刷データは、以下からダウンロードねがいます。
  表面:20191109sympo_a_blog.pdf
  裏面:20191109sympo_b_blog.pdf

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11・9シンポジウムにお集まりください

▼市東さんの農地取り上げに反対する会 シンポジウム
 日時:11月9日(土)午後1時30分(開場1時15分)
 会場:文京区民センター 最寄は春日駅、後楽園駅、JR水道橋駅東口(徒歩15分)

 どこかおかしくないか! 大きく「間違っている」のではないか!
 いま、吹き出す社会の矛盾に蓋をして、力で押しつぶす政治があらゆる場面に見られます。
 農家切り捨て・農業つぶしもその一つ。そして有機農業を続ける市東さんの農地の取り上げは、力による農家つぶしの象徴といって過言ではありません。

 これにあらがう請求異議裁判の、控訴審が東京高裁で始まりました。その第1回法廷直後のシンポジウムです。
 空港会社による農地取り上げの提訴から13年、不当な最高裁判決にもかかわらず、強制執行を停止させて闘われてきたこの異例の裁判もついに、一回一回がまさに勝負の法廷となりました。
 その第1回の、市東さんの冒頭陳述は気迫に満ちたものでした。なんとしてもひっくり返したい、ひっくり返すというその思いに迫り、農業と農民の人権、基地・原発・空港から食に至る「公共性」とは何かを考えます。
 知らなかった方にも分かるように、ざっくばらんに話せる会場づくりを心がけています。お集まりください

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