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2020年1月

2月3日の耕作権裁判はお休みです

 2月3日(月)に予定されていた耕作権裁判は、期日が取り消されました。お休みですのでご注意ください。

 この裁判をめぐっては、南台の耕作地の位置や時効についての文書提出を空港会社に命じるように、裁判所に求めています。千葉地裁はこれを不当に却下したため、弁護団が抗告して現在高裁で争われています。期日の取り消しはこのためです。

 次回の期日予定は5月18日(月)午前10時30分開廷です。
 (会報最新号(50号)、8ページのスケジュール欄で、「5月13日」としていますが、間違いですのでお詫びし訂正します)

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3・25-27東京高裁連続裁判へ 請求異議控訴審

請求異議控訴審の裁判日程をあらためて掲載します。
▼3月25日(水)
   午後2時開廷 東京高裁102号法廷
   証言:市東孝雄、平野靖識
   補佐人陳述:石原健二(農業経済学)
▼3月27日(金)
   午前10時30分開廷 東京高裁102号法廷
   最終弁論(予定)

  ※市東さんの会では、東京高裁と空港会社に対する抗議行動を連続して行います

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菅野裁判長が年度内結審を決定! 審理尽くさぬ暴挙 〔1・16請求異議控訴審〕

 1月16日、東京高裁で請求異議の第2回控訴審が開かれた。菅野雅之裁判長(第4民事部)は、次回3月25日と27日の2期日をもって、審理を打ち切る強行方針を打ち出した。
 第1回裁判で弁護団は、空港会社が釈明要求に答えず、根拠を示すことなく主張を繰り返す裁判姿勢を強く批判。控訴審ではかみあった論議を保障する訴訟指揮を強く求めた。これに対して、菅野裁判長は「主張を裏付けることは物事の大原則」とこれに応えている。だが、この日の法廷では一転して審理打ち切り強行方針の暴挙である。
 この年度内結審の意向は、昨年末の弁護団折衝で表明されている。これに対して弁護団は、かみあった議論のための求釈明書、求釈明補充書を年末年始と相次ぎ提出。さらに憲法論から捉えかえした準備書面を提出して審理を尽くすことを要求し、補佐人陳述・証言を準備してこの日の法廷に臨んだ。

 裁判は冒頭、内藤光博教授(憲法論)が補佐人として陳述し、過酷執行・権利濫用を否定した一審判決を徹底的に批判した。
 続いて弁護団が、求釈明と準備書面の要旨を陳述し、あらためて釈明をせずに逃げる空港会社の不誠実を明らかにした。
 他方、空港会社は27頁(滅多にないことだ!)の釈明書を提出した。これは従前の主張と釈明の繰り返しにすぎないものだが、注目すべきは、シンポ・円卓会議における「強制的手段の放棄」の公約についての踏み込んだ釈明である。
 「私法上の権利につき民事裁判による確定や強制執行による実現を求めることをしないことを約したものではない」と書いている。
 つまり、この公約は土地収用法による代執行のことを言っているのであって、市東さんの小作耕作権を取り上げる民事強制執行は、この公約から外れるというのである。
 これまで空港会社は、「話し合いが頓挫した場合のことまで約していない」などと根拠なく判示した多見谷判決にならって抜け道を探ってきたが、ここにきて民事強制執行も対象外だと言い出したのだ。いったいどうしてこんな解釈が成り立つのか!
 だとすれば「頓挫」論を含めて、その主張の根拠をしめし、立証する責任が空港会社にある。弁護団は菅野裁判長に対して、これを促す訴訟指揮を求めたが、裁判長は「促すのは適切ではない」と言い張って空港会社の盾となった。
 傍聴席から怒りと抗議の声が上がる中、菅野裁判長は次回3月25日に市東孝雄さんと平野靖識さんの証人尋問、石原健二(農業経済)さんの補佐人陳述を行うこと、さらに弁護団が強く要求した最終弁論を27日に行うことを告げて、逃げるように退廷した。

 次回期日は、3月25日午後2時、東京高裁102号法廷。
 東京高裁・菅野裁判長による、審理拒否・結審強行を許さない行動と傍聴闘争を!!

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